わかりやすい 遠野言葉(方言)の解説            
 
   昔の日常会話で使われていた言葉ですが、今では、使われていない言葉も多くあると思います。

   標準語は遠野の言葉(方言)で どう云うの?

     1 花・野菜・昆虫など         (キャベツ→たまな・玉菜
    2 家の中など身近にあるもの    (ほうき→はぎ
    3 身体部位              (まゆげ→このげ
    4 人の呼び方             (幼児→ぼっこ
    5 あまり好まれない人達      (乞食→ほいど
    6 人の動きを表す言葉(動詞)   (追いかける→ぼっかげる
    7 状況の表現(擬声語)      (ドッサリ→ドンガリ
    8 挨拶と丁寧語のバリエーション  (召し上がれ→おあげんしぇ
    9 挨拶の「なんたす?」の活用法 (身体の調子は「なんたす?」
   10 紛らわしい言葉          (怖い→こえ  疲れる→こえ


   遠野の言葉(方言)の特徴は?

     1 名詞などに「こ」を付けて呼びます(茶碗・橋っ
    2 複数の表現方法          (子供達→わらすんど
    3 言葉のつなぎ(助詞)       (〜へ行く → 〜さ行く
    4 行動を表現する言葉(助動詞)の変化(行こう→行ぐべ
    5 語尾の「か行」「た行」の発音は濁音(坂→さが  旗→はだ
       
(実際の発音は「遠野地方の日常会話集」のDVDをご覧下さい)
    6 発音練習用の単語    (着物 ・ 柿 ・ にんにく ・ すし)
       
(標準語と極端に異なる発音の単語です。実際の発音は「遠野地方の日常会話集」の
         DVDをご覧下さい。)

 註) この解説フリップは 「遠野地方の日常会話集」 の付属DVDで詳しく説明しています)